2024年3月末時点での感染状況について
2024/03/31 ☆一般
2023年5月から2024年3月末までコロナ・インフルエンザの陽性者数の推移について提示します。

2024年1月下旬をピークとして、コロナ・インフルエンザともにピークが低下してきました。
しかし2024年2月下旬より、ここ1ヵ月は横ばい~やや増加傾向にも見えます。
2024年3月いっぱいでコロナ治療薬に対する公的補助が終了します。
コロナについては発熱がなく症状の軽い方も多くみられ、自覚のないまま周囲に感染を広げている場合もあります。
引き続きリスクの高い状況においてはマスクの着用が推奨されます。
現在の感染症流行状況について
2023年5月8日から、COVID-19は感染症法上の位置付けが5類感染症となりました。
その後の当院における抗原検査陽性者数の推移を提示します。
(個人情報保護の観点から総数は非公開とします」

5月以降、COVID-19は右肩上がりで陽性者数が増加し、8月下旬をピークに減少しました。
12月2週目より再度増加傾向に転じました。
ほぼ全例が経路不明のため、感染が拡大している状況が想定されます。
インフルエンザは8月下旬より増加し始め、12月上旬をピークに減少傾向です。
今年はインフルエンザA型が2種類あり、さらにB型もあるため、今後も再感染と再増加が予想されます。
感染拡大期にあり、引き続きリスクが高い状況では感染対策が必要です。