発熱外来・コロナ後遺症外来

発熱外来Fever outpatient

【画像】発熱外来

新型コロナ感染症を疑うような発熱もしくはかぜ症状がある方が対象です。
地域の皆様はどなたでも診察いたします。

受診の流れ

  1. WEB受付にて『受付』を選択し、問診で『発熱外来』にチェックをいれてください。
    【画像】WEB受付画面
    【画像】WEB受付画面
  2. 必ず車種、色、ナンバーの記入をお願いします。
    【画像】WEB受付画面
  3. 順番が5番以内になったらご来院ください。
  • 院内の待合室はご利用いただけませんので、来院の際は必ずお車でお越しください。
  • お車をお持ちでない場合は、WEB受付の際の問診に記入してください。受診方法について個別に対応いたします。

来院後

保険証のご提示をお願いします。
お車の中で診察と検査を実施します。

新型コロナウイルス感染症の治療covid-19 sequelae outpatient

ウイルス感染症のため、健康な方の大部分は対症療法(症状を抑える薬剤、解熱剤、咳止めなど)のみで治ります。重症化リスクの高い方に対しては、発症から5日以内であれば入院や重症化するリスクを下げるため抗ウイルス薬が処方可能(妊娠している方を除く)です。呼吸不全(酸欠)がある、全身状態不良(水分もとれずぐったりしている)である場合は入院適応を判断します。

重症化リスクの高い方

  • 65歳以上である
  • 40歳以上65歳未満で重症化リスク因子(ワクチン未接種、ワクチン接種1回のみ、慢性閉塞性肺疾患、糖尿病、脂質異常症、高血圧症、慢性腎臓病、悪性腫瘍、BMI30以上の肥満、喫煙、固形臓器移植後の免疫不全)を複数保有している
  • 妊娠している

抗ウイルス薬(ラゲブリオ、パキロビット)対象の方
(妊娠している方を除きます)

モルヌピラビル(ラゲブリオ®)

  1. 18歳以上、妊婦又は妊娠している可能性がない方で
  2. 61歳以上、活動性の癌、慢性腎臓病、慢性閉塞性肺疾患、肥満(BMI30kg/m2以上)、重篤な心疾患(心不全、冠動脈疾患又は心筋症)、糖尿病 ダウン症、脳神経疾患(多発性硬化症、ハンチントン病、重症筋無力症等)、コントロール不良のHIV感染症およびAIDS、肝硬変等の重度の肝臓疾患、臓器移植後

ニルマトレルビル錠/リトナビル錠(パキロビット®)

  1. 成人及び12歳以上かつ体重40㎏以上の小児、妊婦又は妊娠している可能性がない方で
  2. 60歳以上、BMI 25kg/m2超、喫煙者、免疫抑制疾患又は免疫抑制剤の継続投与、慢性肺疾患(喘息はコントロール不良の場合)、高血圧、心血管疾患、糖尿病、活動性の癌、慢性腎臓病、神経発達障害(脳性麻痺、ダウン症候群等)、その他の疾患(遺伝性疾患、メタボリックシンドローム、重度の先天異常等)

コロナ後遺症外来covid-19 sequelae outpatient

新型コロナ感染症罹患後症状(いわゆる後遺症)は、ウイルスが消失したにもかかわらず、他に明らかな原因がなく急性期から持続する症状や、経過の途中から新たに生じて持続する症状を指します。少なくとも2ヶ月以上持続し、通常はCOVID-19の発症から3ヶ月経った時点にもみられます。

代表的な罹患後症状として

  • 疲労感・倦怠感
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 喀痰
  • 息切れ
  • 胸痛
  • 脱毛
  • 記憶障害
  • 集中力低下
  • 不眠
  • 頭痛
  • 抑うつ
  • 嗅覚障害
  • 味覚障害
  • 動悸
  • 下痢
  • 腹痛
  • 睡眠障害
  • 筋力低下

が多く報告されています。
いずれも時間の経過とともに改善してくることが多いですが、12ヶ月以上経過しても一部の方には残ってしまいます。まずは他に原因となりえるからだの異常がないか確認します。原因がない場合は新型コロナ感染症罹患後症状と診断します。それぞれの方のからだにあった、症状緩和のための処方(漢方薬など)を調整し、以前の生活に近づけるように手助けをさせていただきます。